肥料

ヒ・肥料

 

肥料とは、植物を生育させるための栄養分として

人間が施すものです。

植物が多量に必要とし、肥料として

主に与えるべきものは窒素、リン酸、カリウムです。

上記栄養素に

カルシウム(石灰)とマグネシウムを加えたものを

「肥料の五要素」と言います。

植物が必要な必須元素は、

窒素 (N)、リン (P)、カリウム (K)、カルシウム (Ca)、酸素 (O)、

水素 (H)、炭素 (C)、マグネシウム (Mg)、硫黄 (S)、鉄 (Fe)、

マンガン (Mn)、ホウ素 (B)、亜鉛 (Zn)、モリブデン (Mo)、

銅 (Cu)、塩素 (Cl)です。

肥料は有機肥料と無機肥料に分類されます。

また細かく分類すると下記のように分類されます。

単肥

( 窒素質肥料 )

( リン酸質肥料 )

( 加里質肥料 )

複合肥料

( 液体肥料 )

( 化成肥料 )

( 緩効果化成肥料 )

( 配合肥料 )

( ペースト肥料 )

有機質肥料

( 植物質肥料 )

( 堆肥化資材 )

( 動物質肥料 )

( 有機廃棄物肥料 )

 

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油粕( あぶらかす )肥料

ア・油粕(あぶらかす)肥料

 

油粕(あぶらかす、油糟)は、

アブラナなどの農作物から油を搾り取った残渣です。

日本で流通している油粕は

菜種から油を採った菜種粕(なたねかす)が多いです。

他に綿の種から油を採った綿実粕(めんじつかす)、

茶実から油を採った茶実粕(ちゃじつかす)、

大豆の実から油を採った大豆粕(豆粕)などがあります。

かつては、胡麻や荏胡麻の実から採ったものも用いられました。

菜種油粕の肥料成分は

窒素5%程度、リン酸2%程度、カリ1%程度を含有しており、

良質な肥料として使用されています。

但し、肥料としての効果は分解されてから効果を発揮するため、

効果の発現はゆっくりです。

このため他の有機質肥料と混ぜて発酵させてから用いたり、

水を加えて発酵させてから液肥にすることも多いです。

油粕肥料はキャベツ、白菜などの

葉物野菜が大きくなる効果があります。

 

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アンモニア尿素肥料

ア・アンモニア尿素肥料

 

アンモニア尿素肥料とは、

柔らかい葉物野菜向けの肥料です。

主に植物を大きく生長させる作用があります。

特に葉を大きくさせやすく、

葉肥(はごえ)と言われます。

過剰に与えると、植物体が徒長し、

軟弱になるため病虫害に侵されやすくなります。

逆に、軟らかい植物体を作りたいときは

窒素を多用するといいです。

また、窒素はどのような性状の

窒素であるかにより肥効が左右されます。

アンモニア態窒素(硫安、塩安など)は

土壌に吸収・保持されやすいので肥効は高いです。

しかし、土壌でバクテリアにより

硝酸態窒素に変化すると

土壌に吸収・保持されにくいので流亡してしまいやすい。

有機質の肥料や尿素などは

土壌でアンモニア態窒素に変化し、

その次に硝酸態窒素に変化する。

アンモニア態窒素は多用すると

アンモニアガスを生じ

植物体に障害を与える場合があります。

この現象は施設園芸でよりおこりやすいです。

 

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液体肥料

エ・液体肥料

 

液体肥料とは、

文字通り液体の肥料です。

土壌にかけたり、

葉や根のの調子が悪い時に散布する肥料です。

主に肥料とは別で付属的に使用されます。

土と混ざりやすいと言う性質もあります。

 

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園芸用肥料

エ・園芸用肥料

 

園芸用肥料とは、園芸学的には農業の一分野であり、

果樹の生産( 果樹園芸、かじゅえんげい )、

野菜( 青物とも言う )の生産( 蔬菜園芸、そさいえんげい )、

花卉の生産( 花卉園芸、かきえんげい )などで使用される肥料です。

園芸とは、文化的視点から見ると、

植物を絶対的な素材とした美的文化、芸術です。

文化的に見ると、園芸は農業の範疇に入らない要素も少なくないです。

( 例えばあくまでも「美」が追求されてきた鑑賞園芸、

つまり、古典園芸植物、盆栽、

フローリストフラワー、その他マニア的、趣味的な園芸 )。

そこで特にこのような鑑賞園芸を「園芸」と呼んで、

農業、造園から独立した美的文化、芸術のひとつとしました。

果樹園芸、蔬菜園芸などの「生産園芸」は、

あくまでも農業の範疇を出ず

そこに帰するものとして区別すべきと考える人も多いです。

つまりここでいう園芸とは

「食用、実用以外の鑑賞を目的として植物を栽培する文化」

ということになります。

 

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化成肥料

カ・化成肥料

 

化成肥料とは

肥料の3要素( チッソ、リン、カリ )のうち

2種類以上を含むようにした物を言います。

化成肥料で肥料の3要素の合計が30%以上のものを

高度化成といい、

それ以外を低度化成と言います。

ラベルに窒素、リン、カリで8-8-8と表示されている場合は

窒素、リン、カリが8%と言う事です。

 

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カニ殻肥料

カ・カニ殻肥料

 

カニ殻肥料とは、

カニの殻を潰して粉末状にした肥料です。

殻には

タウリン、

キトサン、

アスタキサンチン、

カルシウムが含まれます。

カニ殻肥料は土壌改良に使用されます。

カニ殻を土壌に入れると放線菌が増殖します。

放線菌がカニに含まれるキチン質を好むためです。

土中で放線菌が増殖することにより

病原菌の増殖を抑制する効果があります。

 

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カルシウム石灰肥料

カ・カルシウム石灰肥料

 

カルシウム石灰肥料は、

植物や土中の必須成分です。

カルシウムは

根腐れ病対策や酸性質の土壌中和に使用されます。

カルシウムの原料は、

石灰岩を砕き粉末にした物、

カキ殻、ホタテ殻を砕いた物、

リン鉱石を砕いて粉末にした物です。

 

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魚粉肥料

キ・魚粉肥料

 

魚粉肥料とは魚を粉砕し粉状にした物から作成した

動物性有機肥料です。

公式には魚から作られ窒素とリン酸を12%以上含む肥料の事を

魚粉肥料と言います。

主にイワシ、マグロ、カツオから作られます。

魚粉肥料はアミノ酸も多く含まれます。

アミノ酸は、

果実、葉の色実が増す、

糖度が高くなるという効果があります。

果樹農家で魚粉と化成肥料を組み合わせて使用される事が多いです。

肥料効果は土中でゆっくり分解されるため遅いです。

なので魚粉肥料の過剰大量使用にならないように

注意する必要があります。

 

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苦土石灰肥料

ク・苦土石灰肥料

 

苦土石灰肥料とは?

苦土とはマグネシウムの事を示し、

石灰はカルシウムの事を示します。

苦土石灰肥料とはアルカリ性の肥料の事であり、

主に酸化した土壌の中和などに使用されます。

肥料を土に混ぜたら水をかける事が必要です。

 

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肉骨粉肥料

ニ・肉骨粉肥料

 

( 2001年10月に法律で肉骨粉肥料の製造販売は禁止されました。 )

牛・豚・鶏から食肉を除いたあとの

屑肉、脳、脊髄、骨、内臓、血液を加熱処理の上、

油脂を除いて乾燥、細かく砕いて粉末としたものです。

豚・鶏の飼料、農作物の肥料として使われていました。

牛海綿状脳症(BSE、いわゆる狂牛病)の

原因に関係すると考えられている異常プリオンは、

肉骨粉の材料となる部位に多く含まれており、

肉骨粉が感染原となります。

日本では法律により肉骨粉肥料の製造販売が禁止されました。





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米ぬか肥料

コ・米ぬか肥料

 

米ぬか肥料は

土壌に混ぜて使用します。

米ぬかは微生物のエサとなるため、

土壌改善に使用されます。

後は土を発酵させる時に混ぜて使用されます。

 

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硝酸カリウム肥料

シ・硝酸カリウム肥料

 

硝石と言う石が原料です。

産出地は中国内陸部、西アジア、南ヨーロッパの乾燥地帯、

スペイン、イタリア、エジプト、アラビア半島、イラン、インドです。

肥料として日本で使用されています。

カリ肥料として重要。

吸湿性は低く配合肥料のカリウム源としてよい。

硝酸カリウムに硫酸を加えたものが硫酸カリウムです。

ほとんどこの方法で液肥や固形物の肥料は作成されています。

 

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硫酸カリウム肥料

リ・硫酸カリウム肥料

 

ミョウバンの原料とされ、

カリ肥料として重要です。

吸湿性は低く、

配合肥料のカリウム源としていいです。

土壌酸性化の度合は塩化カリウムより低いです。

肥料として日本で使用されている

硫酸カリウムはカリウム保証成分50%の物がほとんどです。

一方、塩化カリウム(略称 塩加、エンカ)は

カリウム保証成分 60% の物が主流です。

化学肥料のカリウム源としては、

硫酸カリウムと塩化カリウムがほとんどです。

他にもサルポマグ(硫酸カリ苦土)、水酸化カリウム、

硫酸カリウムなどが使用されるが、

価格的に高い為、普通の化学肥料では使用量が少ないです。

硫酸カリウムは塩化カリウムよりも高価です。

( 成分価で 10%程度 )

しかし、畑作物に使用した場合、

肥料としての効果が塩化カリウムより優れる為、

篤農家での使用が多いです。

カリウム源としては、

硫酸カリウムと塩化カリウムに差は無いが、

複塩として含まれる硫酸イオンと塩化物イオンは

作物に対しての効果が異なります。

硫酸イオンは、

それ自体が肥料成分として作物に吸収利用されます。

塩化物イオンは肥料成分としての効果は期待できません。

特に葉たばこ用の肥料としては

塩化物イオンは嫌われるので

( 塩化物イオンがたばこの葉に多いと火のつきが悪くなります。 )

たばこ用の肥料は硫酸カリウムが用いられます。

硫酸カリウムを原料に使用した

肥料は高価である為、

硫酸カリウム使用ということ自体が

商品のセールスポイントになります。

肥料名が『○○化成S○○○』となっていた場合、

肥料名のSは硫酸カリウム使用であることを示します。

 

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植物肥料

ユ・有機肥料

植物肥料は植物質肥料とも言います。

 

主に菜種油かす肥料、大豆油かす肥料、バラ肥料、野菜肥料など

植物から作られる肥料を言います。

肥料成分は窒素、リン、カリウムです。

肥料としての効果は分解されてから効果を発揮するため、

効果は遅いです。

分解を早めるため

有機質肥料と混ぜて発酵させてから使用される事が多いです。

 

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石灰窒素肥料

セ・石灰窒素肥料

 

石灰窒素肥料は

石灰と窒素が多く含まれた肥料です。

元肥として使用されます。

肥料成分は窒素、リン、カリウムです。

石灰の成分のカルシウムシアナミドは土中水分と反応して

毒性のあるシアナミドができます。

これが土中微生物により10日程で

無害なアンモニア性窒素に分解されます。

無害な土になってから植物を植えるようにします。

肥料としての効果は分解されてから効果を発揮するため、

効果は遅いです。

なので分解を早めるため

有機質肥料と混ぜて発酵させてから使用される事が多いです。

シアナミドの毒性は農薬としても効果があり、

線虫、稲に害を与える水田のザリガニの防除に使用されます。

時間が経つと無害なアンモニア窒素に分解されるため、

土中に毒がたまる事はありません。

 

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草木灰肥料

ソ・草木灰肥料

 

草木灰(そうもくばい)肥料とは、

草や木を燃焼させた後の灰で作成する

水溶性カリウムと石灰分を多く含む肥料です。

肥料成分は灰にした木灰ではカリウム7%石灰分20%、

ワラ灰ではカリ6%石灰分2%程度です。

土壌改良に使用されます。

主に根張りがよくなります。

強いアルカリ性なので使い過ぎによる

土壌のアルカリ化に注意をする必要があります。

また、硫安、過リン酸石灰など

草木灰と混用できない肥料もあるので、

混用する前に各肥料のラベルや説明を確認して下さい。

 

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堆肥

タ・堆肥

 

堆肥とは、

家畜ふんを微生物により分解し堆肥化した物です。

使用されるふんは、牛糞、豚糞、鶏糞です。

水もちのいい土壌に改良するのに使用されます。

堆肥化微生物や益虫のミミズが増えます。

土壌改善により病害菌の発生を抑制できます。

伝統的な家畜ふんの堆肥化は、

家畜ふんとともに

イナワラなどの副資材を混合し野積みにします。

そして、適宜切り返しなどをして

ゆっくりと堆肥化を行います。

しかし、近年の大規模農業化に伴う

家畜ふん量の増大のため、

従来の方法では堆肥化が間に合わなく、

また野積みにされた家畜ふんによって

地下水が汚染される恐れがあります。

そこで、自治体などは

堆肥化施設を建設し

堆肥化を行うようになってきています。

 

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窒素肥料

ユ・有機肥料

 

窒素肥料とは、

主に植物を大きく生長させる作用があります。

特に葉を大きくさせやすく、

葉肥(はごえ)と言われます。

過剰に与えると、

植物体が徒長し、軟弱になるため

病虫害に侵されやすくなります。

逆に、軟らかい植物体を

作りたいときは窒素を多用するといいです。

また、窒素はどのような性状の

窒素であるかにより肥効が左右されます。

アンモニア態窒素(硫安、塩安など)は

土壌に吸収・保持されやすいので肥効は高いです。

しかし、土壌でバクテリアにより

硝酸態窒素に変化すると

土壌に吸収・保持されにくいので

流亡してしまいやすいのです。

有機質の肥料や尿素などは

土壌でアンモニア態窒素に変化し、

その次に硝酸態窒素に変化する。

アンモニア態窒素は多用すると

アンモニアガスを生じ

植物体に障害を与える場合があります。

この現象は施設園芸でよりおこりやすい。

 

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ニーム肥料

ニ・ニーム肥料

 

ニーム肥料とは、

インド、アジアにある

インドセンダンの実から作られた肥料です。

実からニームオイルが絞られます。

ニーム肥料の天然成分は軽い防虫効果があります。

200種類の害虫に効果があると言われております。

蜂などには悪影響はありません。

土壌の改善や葉虫の予防に便利な肥料です。

農薬や殺虫剤ではなくニームに含まれる

アザディラクチンという天然成分の効果です。

 

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複合肥料

フ・複合肥料

 

複合肥料とは?

化学的に合成された無機肥料を化学肥料という。

化学肥料で肥料の3要素の1つしか含まないものを単肥という。

( 但し、有機、無機に関係なく、1種類の

肥料という意味で単肥ということもある。)

単肥を混合して、肥料の3要素のうち

2種類以上を含むようにしたものを複合肥料という。

また別の製造方法の複合肥料も存在する。

 

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ぼかし肥料

ホ・ぼかし肥料

 

ぼかし肥料とは

いろいろな種類の肥料を混ぜ合わせ発酵させた肥料を言います。

元肥として使用されます。

発酵により糸状菌、麹菌(こうじきん)、納豆菌、乳酸菌、

酵母菌などの善玉菌が増殖します。

発酵させるために善玉菌の多い米ぬかを混ぜる事が多いです。

 

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燐( リン )肥料

ユ・有機肥料

 

燐(リン)肥料とは、

リン酸が多く含まれた肥料です。

植物生長の即効性があります。

リン肥料はリン酸イオンを含むリン鉱石を砕いて作成した肥料です。

化学肥料の原料として使用される事が多いです。

また作物を育てると窒素、リンを植物が吸収し、

土壌内部の窒素、リンが減少するので

土へのリンの補給目的で使用されます。

 

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有機肥料

ユ・有機肥料

 

有機物(有機資材)を原料とした肥料の総称です。
有機質肥料とも言います。

魚粉などはアミノ酸など特殊な成分が多く含まれる物があります。

有機肥料は土中分解速度は遅いです。
ですので有機肥料は有害菌が増殖しないように
よく発酵させて肥料にしてあります。

有機質は植物性と動物性の物があります。

植物性肥料
・油粕(あぶらかす)、
・糠(ぬか)
・刈敷(かりしき)
・草木灰(そうもくばい)

動物性肥料
・魚粉(ぎょふん)
・堆肥

 

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